OFFICE 作業の合間に出かけた、仕入れ先の最寄り駅。
ホームに降り立つと、菜の花と紫花菜(むらさきはなな)が出迎えてくれました。
霧雨に潤う、しっとりとした情景。
こころが洗われるよう。
普段野の花に巡り合う機会が故郷(広島の山の中)よりも格段に少ないせいでしょうか。
東京はたとえ都心部であっても、
特にJRの線路沿いに咲く野の花が、とても豊かでイキイキとしているように感じます。
もうしばらくしたら、今度は「どくだみの花」の群生が見られる頃。
楽しみに待つとしましょう。
* * *
いつもお世話になっている友人から、すてきな宝物を見せてもらいました。
友人が幼い頃、あるクリエイターさんからいただいた何通ものお手紙のうちの、いくつか。
詳しいことはもちろんここには書けないのですが
(blog に書かせてもらうこと自体は了承済です)
なんというか・・・
さきほど「宝物」と書きましたが・・・これはそんじょそこらの宝物じゃない。
デパートやお店、ネットショップ経由では絶対に手に入れることのできない、
あるいはどんなに欲しいと思っても絶対に手に入るわけではない、ものすごく大切なもの。
記憶と思い出と、相手をお互いに思いやる気持ちに溢れた、
とても美しい、時間と手間を惜しみなくかけられた「宝物」。
こんなに大事な、すてきな宝物を見せてもらうことができて、
ほんとうにしあわせで・・・感無量でした。
そして思いました。
宝物という字にもある「物」は、確かに宝になりうるのだけれど、
ほんとうの宝は、きっと「物そのもの」じゃないんだろうなぁって。
それは「物」に込められた何かだったり、「物」にまつわる記憶や思い出、体験だったり・・・。
「物」はデパートやお店、ネットショップ経由で購入することのできるもの。
「宝」は・・・お金では手に入れることができぬ、購入できないもの。
言い換えれば「宝」は、
「こうすれば(お金を払えば)手に入る」的なハウツーで語ることのできないプロセスを踏まえて
自分のもとにやって来るのかもしれない。
もっと言うと・・・
思ってもみなかったところから、もたらされるものでもあるのかもしれない。
* * *
「物」は、それ自体がひとりでに動いて「やりとり」を行うことはできない。
「物」が「やりとり」されるには、必ず、人の手が必要になる。「自分」と「相手」が必要になる。
「物」は、人の手で運ばれる。
意識的であろうと、無意識のうちであろうと、「物」には必ず、人のぬくもりが備わっている。
「物は単なる物でしかない」、そう考えることで気楽になれることもある。
「物に備わっている、人のぬくもり」を感じ取ることで、救われることもある。
お金に換算できるからこそ、安心することだっていっぱいある。
その一方で、お金に換算できぬほど、価値のあるものもある。
Priceless なもの。(お金に換算できないほど、かけがえのない大切なもの)
それを、人は「宝」と言うのかもしれない。
そして「宝」は、「物」を介して・・・なにより「人」によって運ばれるものなのでしょう。
<お知らせです>
★ Horoscope Breath 4月5日(日・イースター当日)オーダー再開しました。
★ 2015年度「セッションスキルのすべて」特別セミナーGW限定開催
開催日:5月2日(土)・3日(日祝)・4日(月祝)pdf 版のご案内はこちら→★
★ 1day Workshop「THE ONE&ONLY HOROSCOPE Breath」
(ワン&オンリー ホロスコープ・ブレス)GW限定開催
開催日:4月29日(水祝)・30日(木)両日とも10時~16時半
★ 1day Workshop「惑星サンキャッチャー」GW限定開催します。
開催予定日:5月6日(水祝)・7日(木)両日ともトータル2時間ほどの予定です。
ご案内&募集開始は間もなく。